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12/6「数式処理ソフト Mathematicaをつかってみよう」を開催します

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 学生コンシェルジュ による企画「数式処理ソフト Mathematicaをつかってみよう」を開催します。 数式処理ソフトMathematicaを使ってみたい、興味があるという方に向けて学生コンシェルジュのスタッフ GEN さん(理工学研究科 理工学専攻)が分かりやすく解説します。 数学分野における計算はもちろん、化学、生命科学、金融、地政学など多岐にわたる実験データの可視化にも活用できます。 ガイダンスでは数学分野に関する話題も取り上げます。興味のある方はぜひご参加ください! (こんな時におすすめ!) ・数学分野における計算の確認 ・実験データの可視化を行いたいとき ・数学教育の教材づくり 「数式処理ソフト Mathematicaをつかってみよう」概要 日時: 12月6日(金) 14:45~16:00​ 場所:  総合情報基盤センター3階(五福キャンパス) ​ 対象: 学部生20名程度(先着順)※Mathematicaを初めて使う学生が対象 参加費: 無料 *お申込みされた方には後日ガイダンス資料を配布予定です。 申し込みフォーム:  https://forms.office.com/r/BkRtk79AJd

学生コンシェルジュ11月のスケジュール / イベントのお知らせ

 11月の学生コンシェルジュの対応スケジュールをお知らせします。 (11月スケジュール) 11月 1日(金) 14:30-16:00 11月    8日(金) 14:30-16:00 11月15日(金) 14:30-16:00 11月22日(金) 14:30-16:00 11月29日(金) 14:30-16:00 図書館2階ホールのブースでお待ちしていますので、お気軽にご相談ください。 また、来月12月6日には 学生コンシェルジュのスタッフGENさん企画の以下のイベントを開催します! 12/6「数式処理ソフト Mathematicaをつかってみよう」を開催します – 富山大学附属図書館 みなさまのご参加お待ちしております。

大学院生GENの数学小話 第3回-論理的思考力と数学 

 こんにちは!金曜日13:30~15:00の学生コンシェルジュを担当しております。 理工学研究科数理情報学プログラム1年数学専攻のGENです。 数学小話も今回で三回目となりました。今回は数学の特定の分野に関する話ではなく、数学を学ぶ過程で身につく論理的思考力についてお話します。皆さんは論理的思考力というとどんなものを頭におもいうかべるでしょうか?世間で大きく話題のYoutube切り抜きやディベート番組などでよく目にする某論破王などでしょうか。就活などの自己PRの例文にもよく論理的思考力などがあげられていたりします。この論理的思考力とはいったい何なのか?数学でなぜ論理的思考力がみにつくのか?について、数学科出身の私の個人的な見解を述べていこうと思います。 論理的思考力って何? 論理的思考力という単語をよく耳にしますが、論理的思考力とはいったい何でしょうか?論理的思考力といっても様々なものがあり、人や立ち場によって異なる場合もあるかも知れません。論理的思考力の前に論理とは何なのか考えてみましょう。論理は「矛盾や飛躍がない筋道を立てて考えること」です。この論理を使って物事を考えていく事を論理的思考力と言います。物事を正しいものは真、少しでも違うものは偽とされる数学では、あらかじめ厳密に定められた定義から矛盾なく筋道を立てていきます。数学を学ぶ過程で論理的思考力が身につくと言われるのはこれが理由です。 論理的思考力は役立つか? よく論理的思考力は社会で役に立つと言われますが本当でしょうか? 私の考え方は正しく論理を用いれば役に立つが、万能ではないというのが答えです。論理は人間が考え出した概念であり、人間が全てのことに対してひとつの間違いもなく使うのは難しいです。論理が社会で万能であるためには、誰も間違いを決してしてはいけません。これは非現実的です。実際、間違っていると感じていても何らかの理由でそのままにするという事は案外世の中にありふれています。そういったものがゼロ出ない限りは論理的思考力のそのものを直接生かすことはできず、とうてい万能なものであるとはいえません。 論理的思考力は役立つ場面 論理的思考力が万能ではないといいましたが、全く役にたたないわけではありません。 ではどういった場面で役に立つでしょうか?      私は自分の主張が正しいことや優れていることを認めてもら

ブース・曜日変更のお知らせ/学生コンシェルジュ10月のスケジュール

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いよいよ後期の授業がスタートしましたね! 進路や課題、卒論など色々と悩むことも多くなる時期ではないでしょうか。 学生コンシェルジュでは大学院生のスタッフが、先輩として学生生活でのお困りごとや気になることなどの相談にのってくれます。 中央図書館2階相談ブースへでお待ちしていますので、お気軽にお立ち寄りください。 ※10月4日~11月1日の間は、アクティブラーニングゾーンで行います。 (10月スケジュール) 曜日が金曜日14:30-16:00に変わりました! 10月 4日(金) 14:30-16:00 10月11日(金) 14:30-16:00 10月18日(金) 14:30-16:00 10月25日(金) 14:30-16:00

学生コンシェルジュ8月のスケジュール

 8月の学生コンシェルジュの対応スケジュールをお知らせします。 (8月スケジュール) 5日 13:30-15:00 図書館2階ホールのブースでお待ちしていますので、お気軽にご相談ください。

大学院生GENの数学小話 第2回-フィボナッチ数列

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富山の夏は蒸し暑い こんにちは!金曜日13:30~15:00の学生コンシェルジュを担当しております。 理工学研究科数理情報学プログラム1年数学専攻のGENです。 夏の暑さも本格的になってきましたね。富山の場合は日本海側という事もあって湿度がほんとに高いです。加えて富山の夏は雨ばかりで晴れてることも少ないのでホントに外に出るのが億劫になりますよね。さて、今回は夏の天気に無理やり数学を関連させて台風にまつわるあの有名な数についてお話します。今回は比較的有名かつ簡単な話題なので特に知っている人もいるのではないでしょうか?教育実習などの研究授業のネタなどにしてみてはいかがでしょうか? 大学院生GENの数学小話 第2回-フィボナッチ数列 フィボナッチ数列って何? 今年の夏は日本に何回上陸するのでしょうか? 気象庁の統計 によると、日本に上陸した台風の個数には年によってかなりばらつきがあるようです。今回は台風の巻いている渦に関する神秘的な数学の話をしていきます。この台風の渦の形は対数螺旋と呼ばれるもので、フィボナッチ数列というある数の並びに関連しています。フィボナッチ数列とは次のような数の並びです。 0 1 1 2 3 5 8 13 21 ・・・   簡単に説明するとこの数は左の数と自分の数の合計が右の数になる法則で続いていきます。 例 0+1=1、5+8=13 この数列はうさぎのつがいの組数が増える様子から数学者レオナルド=フィボナッチがみつけたと言われています。親ウサギのつがいは一か月後に子ウサギのつがいを生み、子ウサギのつがいは一か月後に親ウサギになるという法則にし従うと先ほどの数が現れます。      最初  1月  2月   3月   4月   5月  親ウサギ     1       1   2    3    5    8 子ウサギ     0       1   1    2    3    5 フィボナッチ数列と対数螺旋 ここまでは台風の螺旋が関連しているフィボナッチ数列について説明しました。ここで、一辺がフィボナッチ数列の正方形を配置させて次のように長方形を拡大させていくことを考えます。するとつぎのような螺旋が見えてきます。       世界におけるフィボナッチ数列と関連する図形|TTTTT (note.com) 実はこの螺旋は、半径が拡大するに伴い、基準点

大学院生GENの数学小話 第1回-連立一次方程式

暑さが苦手なGENからの挨拶 こんにちは!金曜日13:30~15:00の学生コンシェルジュを担当しております。 理工学研究科数理情報学プログラム1年数学専攻のGENです。 気温が本格的に高くなり、みなさんもそろそろクーラーをつけ始めたころではないでしょうか?(私は我慢できずもうとっくにつけた!電気代( ノД`)シクシク…) 水分摂取をこまめに行い、熱中症には十分気を付けていきましょう。 新シリーズ始めるか? (ネタ切れしないかな><) さて今回は私の専門分野である数学についてのお話をしていこうと思います。今後も「大学院生GENの数学小話」として、数学に関する内容をわかりやすく紹介していきたいと思います。第何回まで続くか分かりませんが、数学ってこんなところにつかわれているのかと知るきっかけになればいいと思っています。このシリーズではタイトルや文章の序盤に専門用語を用いたりする場合があります。ですが、その言葉がわからなくても楽しめる記事を意識して作成します。最初はナニソノコトバ?オイシイノ?みたいな感じで大丈夫です。記事を読み終えた後にその数学の話題がおいしいマカロンにでも見えてきたらうれしいです将来数学の教員を目指す方にも何か数学の授業のネタに使っていただけたら幸いです。数学科の学生や数学が得意な方にとっては簡単な内容かもしれません。最後に関連キーワード等を載せておきますので、その分野を学習する道しるべになればいいかなと思います。 大学院生GENの数学小話 第1回-連立一次方程式 それではGENによる数学小話第一回を始めていこうと思います。記念すべき初回の内容は「連立一次方程式」です。なにそれおいしいの?名前が長ったらしくて難しいと思うかもしれませんが、実はこの内容小学三年生の頃に扱う内容です。普段数学等を使っている人からすると簡単すぎる内容かもしれません。 連立方程式って何? この「連立一次方程式」は次のような鶴と亀の足の本数の簡単な問題から鶴亀算とも呼ばれたりします。 鶴と亀が合わせて5匹います。足の合計は14本です。鶴と亀はそれぞれ何匹いるか?  このような問題は鶴をx匹、亀をy匹として次のような式を立てて、いくつかの式変形をしながら解くのでした。 $\begin{equation} \left\{ \, \begin{aligned}  x+