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学生コンシェルジュをおえて 英語学専攻 Yui

みなさん、こんにちは! 英語学専攻のYuiです。 今回は学生コンシェルジュ最後のまとめのブログになります。実際にどのようなご相談があったのか、イベントを通して感じたことなど書いていきたいと思います。 相談対応 ・英語の学習方法について(大学院入試、英検、TOEIC)など ・交流関係について  上の二つについてのご相談が多かったです。特に交流関係については、年度始まりの春に相談されることがよくありました。実際に私が3年次編入してきた2020年はちょうどコロナが流行しており最初からオンライン授業でした。そのため、一緒に編集してきた友人は何人もいましたが、新しく富大で友達を作るというのは難しかったです。サークルや部活動に参加することもズルズルと時期を逃し、留学することも叶わず...という感じでした。私だからこそ対応できたこともあれば、状況が変わったからこそ対応が難しいと感じることもありました。特に私はメンタルケアのプロでもなければ資格を持っているわけでもないので私自身が責任をもって対応できることではないと判断したものには学生相談室に行くようにご提案することを心がけていました。  今はコロナが流行する前とほぼ同じように行動ができるようになりました。学生で時間があるうちに(私もまだ学生ですが)学内外で様々な活動をされてみるといいと思います。また、特に県外から富山に来たという人には、富山にいるあいだにいろいろな観光スポットなどに行って、おいしいものを食べてみてほしいです🍣 イベント企画 はじめてイベントを企画するということで、純粋に難しかったです。前任者の引継ぎを参考にして、自分だからこそできること、今までの経験を活かしてできることは何だろうと悩みました。企画は通ったものの誰も参加してくれなかったらどうしようとドキドキしたり... イベント当日は予想していたよりも多くの方が参加してくださって嬉しかったです。初めてのイベントで至らないところも多かったと思いますが、無事成功したといってもいいのではないでしょうか。実際に第二回多読イベントを行う計画もありました。前回よりもパワーアップした内容でお届けしようと企画していたのですが、諸事情により開催することができず残念に思います。一度だけですが、企画から実施までを通していい経験になりました。多読について興味がある方は、第一回多読イベント

これまでの数学の勉強を役立てよう! 数学専攻 GEN 

挨拶 みなさん、こんにちは!金曜日13:30~15:00の学生コンシェルジュを担当しております。理工学研究科数理情報学プログラム1年数学専攻のGENです。今回は数学科を卒業した私が学部時代までに学んできた数学の内容や勉強の仕方について話していこうと思います。難しい数式などは出てきませんので、数学が得意な人も苦手な人も気軽に読んでいただけたらと思います。 なんで数学を勉強するのかな? 皆さんは小学生の頃からこれまでの長い間、算数や数学の勉強をしてきたことと思います。そんな皆さんなら、数学を勉強する過程で一度は「なんで数学を勉強するのか?」「この数式を覚えて何の役にたつの?」などと一度は考えたことがあるかもしれません。少なくとも私が中学・高校の時はそんなことを思いながら数学の勉強をしていました。数学を学ぶ意義について私は主に二つあると思っています。数学の勉強で論理的思考力を身に着けられるという考え方と数学が様々なことに応用されている社会に適合するという考え方です。この他にも数学の勉強する意味については様々な意見があっていいと思います。これはあくまで個人的な意見ですが、以降二つの考え方を順番に話していこうかと思います。数学の学ぶ意味について振り返り、これまでの数学の学びを今後の生活にいかしてみてはいかがでしょうか? 様々なことに応用されている数学 実は数学は様々な場面で応用することが出来ます。例えば高校数学で登場したサイン、コサインといった三角関数は覚えているでしょうか?これらを用いると、三角形の辺の比を表すものとして現在地が東京スカイツリーからどれほど離れた場所か推定できたりします。また、これらは電波などの波を表すものとしても用いられ、情報通信などの分野では欠かすことのできないものです。三角比以外にも身近な数学の例はたくさんあります。近年は社会現象や自然現象などの様々なものを数理モデル化し、コンピュータ等を用いて解析する分野も注目されています。興味のある方は、簡単に微分の考え方を応用した簡単な数理モデルについて取り上げたポスターを相談ブース周辺に掲載予定ですので、そちらをご覧ください。 論理的思考力を身に着けられる 先ほどまでは数学そのものがあらゆる事に使われているという観点でお話しました。一方でその分野とは関係ないという人からしたら結局数学何の役にたつの?と思うでしょ

大学院進学を選んだ理由 数学専攻 Gen

みなさん、こんにちは!金曜日13:30~15:00の学生コンシェルジュを担当しております。 理工学研究科数理情報学プログラム1年数学専攻のGENです。今回は私が大学院進学を選んだ理由について話していきます。 私は今年の3月に富山大学理学部数学科を卒業し、4月から理工学研究科数理情報学プログラムに進学しました。私が大学院に進学した理由は、様々な身近な現象を数学で考察することの魅力について、深く学びたいと思ったからです。 大学院進学ではなく、高校数学の教員を目指してました。 私は、高校時代何か法則を見つけたり、数学の定理などについて証明することが好きでした。学部の時は、数学そのものに対して面白さを感じていた私は、その面白さを多くの人に感じながら数学が学べる環境を提供したいと思い、数学科で厳密な大学数学を学びながら教員免許の取得を目指していました。大学の数学科の授業では高校数学によりも厳密に数学について考える授業や、他分野について応用されている数学について触れる授業がありました。もともと数学そのものが好きだった私は学部の前半は前者の授業を中心にとるつもりでいました。一方で、教員免許を取得するために必要な教職科目を履修する過程で、数学を身近な現象と関連させる視点を意識するようになり、後者の授業も履修するようになりました。 応用数学との出会いがきっかけに 数学以外のことにあまり興味を持っていなかった私は、お試し感覚で応用数学関連の授業を履修しました。その授業で取り扱っていた内容が数学を用いて生物の形態形成や模様形成を考察するという非常に興味深いものでした。様々な身近な現象を数学で考察することの魅力に感じた私は、数学そのものの面白さだけでなく数学が案外身近なことに使われていることを伝えたいと思うようになりました。そのために、学会などに参加してまず自分が数学が他分野に使われている様様な研究について触れる必要があると考え、大学院に進学しました。 大学院に関しての質問なども気軽にどうぞ! 今回は私が大学院進学を選んだ理由について話しました。私自身学部時代は、教員になるか、一般企業に就職するか、大学院に進学するか非常に悩みましたが今は後悔することなく楽しく研究を行っています。今回の内容が同じように悩んでいる方の一つの参考になればいいなとおもっています。大学院進学や大学院生活の様子などの