進学について 人文社会芸術総合研究科2年 英語学専攻 Yui

みなさん、こんにちは!

後期は木曜日14:00~15:30の時間で学生コンシェルジュを担当しています。

人文社会芸術総合研究科2年、英語学専攻のYuiです。

今回は主に進学(3年次編入、大学院進学)についてお話していきたいと思います。

まずは、3年次編入について

実は私は学部1年から富大生をしているのではなく、もともとは専門学校(語学系)に通っていました。大学に編入するという目標は専門学校に入学した時から決まっていたのですが、富山大学に編入する決め手となったのはアカデミックライティングの授業でした。その授業で私はもともと興味をもっていた英語史についてリサーチレポートを書きました。概説レベルですがいろいろな本を読み、ますます英語史について興味を持ち、また古い英語を読めるようになりたいとも思い始めました。そんな時、富山大学で英語史の授業があることを知り、富山大学に3年次編入することに決めました。地元の富山が好きなのと実家から通えることに越したこともないと思ったのも富大を目指した理由の1つです!


大学院進学について

実際に3年次編入してから...無事富山大学に編入したわけですが、ちょうどコロナでオンライン授業が始まったタイミングでした。正直何もわからないまま授業を受け、なので楽しみにしていた英語史の授業もオンラインでした。

実際に卒論に取り掛かり始めたのは4年の6月からです。卒論では欽定訳聖書など英訳聖書について調べました。これは専門学校の時から勉強したいと思っていたことで、修論でも続けています。しかし、聖書の調査を始めてみたものの中英語や初期近代英語が全然読めず、挫折しかけました。私は編入してから何か身につけられたことがあったのか、もっと古い英語を読めるようになりたかったと悩み、そこから大学院について考えるようになりました。確かにその時点まででもっと主体的に勉強しておけばよかったのですが、コロナ禍だったことや、もともと進路について悩んでいたこともありいろいろ難しかったです。

大学院進学を意識し始めたものの...実際意思を固めるのには時間がかかりました。なぜなら、文系は大学院に行っても就活に有利なわけでもなく、かといって私は研究者を目指せるような人間でもないからです。しかし、ただもっと古い英語を読めるようになりたい、英語についてもっと理解したいという気持ちで大学院進学を決断しました。

実際に大学院では勉強の仕方も学ぶことができてよかったです。自分ひとりでは身につけられてなかったと思います。卒業後も、お仕事をしながらも自分なりに勉強を続けていきたいと思っています!

進路選択で悩みはするものの、正直正解はないんじゃないかなあと私は思っています。後悔のないように目の前のことを精一杯取り組んでいくのみ!もちろん楽しむことも大切に!