進路の決め方についてのお話

こんにちは、火曜日15:30-17:00担当のCHOUです。

今回は、進路の決め方についてのお話です。

就職活動の時期で、色々と大変な時期かと思います。焦りもあり、自暴自棄になってはとってもしんどい思いをされていることでしょう。このようなお悩みがありませんか?

 「自分に何が向いているのかわからない」
 「自分が何をしたいのかわからない」
 「いざ進路を考えようとすると途方に暮れてしまう」
 「自分には夢や目標がない」

 今は就活に対して、やる気がわかず、行動が起こせないことに困ってらっしゃるんですね。こういう気持ちを抱えている時は、自分という人間と向き合う時間をきちんととるのが大事だと思います。
 忙しくても、自分のことを考える時間をまずとりましょう!

 1、自分の“今”と向き合う!

自分自身を見つめ直し、個性や長所・短所、興味があることを何でも紙に自由に書き出してみましょう。家族や友達、担任の先生に聞いてみるのもいいかもしれません。今まで気付いていなかった新しい自分に出会えるはずです。そのような見つめ方から進路を考える方法もあります。

2、自分の“未来”を考える!

自分が知っているもの以外にも、世の中にはさまざまな職業があります。まずは自分が知らなかった職業についても情報を集めて理解することから始めましょう。生き方の選択肢が増え、未来の可能性が何倍にも広がります。あわせて10年後にはどんな大人になってどんな職業に就きたいのかをイメージし、そのための計画を立てることも必要です。例えば「宇宙と関わる仕事がしたい」という人なら、具体的にどんな職業があるかを調べ、就職活動までに身につけておくべき知識やスキルが何かを考えれば、進路選びもスムーズになります。

 たとえば私だったら、面談でこんな質問をしてみたりします。

「比較的好きな授業と、嫌いな授業は何?」「気乗りのしない作業は?」
「好きなマンガは?」「どんな時に嬉しい?」「面倒になってしまうのはどんな時?」

 それに答えてもらいながら、自分自身の感情の起伏のポイントに少しずつ意識を向けてもらいます。
 自分はどんな事に喜びを感じるのか、どんな事に苦痛を感じるのか。そういう事を一つ一つの経験から自覚して行くことが、自分を知るということだと思います。

 でも「ああ、今自分は楽しいと思っているようだ。ふむふむ。」なんていちいち自分の事を傍観しながら分析しつつ生きて来た人は少ないのではないでしょうか。自分で自分の事を知ろうという時には、ある程度自分を突き放して、他人を観察するように自分を見る必要があります。

 進路決定の本来の目標は、自分自身が喜びを得られるように人生を作って行くことだと思います。ということでより良く進路決定して行くには、まず第一に自分がどんな事に喜びを見いだすのかを知る事が必要です。

 それらを知るための材料は、実は自分が過去の選んで来た道の中にあります。途方に暮れた時は、落ち着いて振り返ってみてください。すぐには結論にたどり着けないかもしれませんが、焦っちゃだめです。深呼吸して、自分を解剖する医者になった気持ちで取り組みましょう。

 自分がどういう人間か何となくわかって来たら、そんな自分という人間はどんな風に仕事をすると喜ぶのかな?と考えてみましょう。

 自分が喜ぶ条件を箇条書きにしてみて、求人情報の応募要項と照らし合わせ、そこで働いている事を想像してみると就職先を選びやすくなると思います。

 進路選択は、将来に大きく影響します。その為自分について知ること、就職活動について知ることで、あなたにあった仕事をじっくりと選ぶことができます。ぜひ夏休みに、将来について考える時間を作ってみてください。

 皆さんの将来の選択がより良いものになることを願っています^^❣