大学院進学を選んだ理由 数学専攻 Gen

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理工学研究科数理情報学プログラム1年数学専攻のGENです。今回は私が大学院進学を選んだ理由について話していきます。

私は今年の3月に富山大学理学部数学科を卒業し、4月から理工学研究科数理情報学プログラムに進学しました。私が大学院に進学した理由は、様々な身近な現象を数学で考察することの魅力について、深く学びたいと思ったからです。

大学院進学ではなく、高校数学の教員を目指してました。

私は、高校時代何か法則を見つけたり、数学の定理などについて証明することが好きでした。学部の時は、数学そのものに対して面白さを感じていた私は、その面白さを多くの人に感じながら数学が学べる環境を提供したいと思い、数学科で厳密な大学数学を学びながら教員免許の取得を目指していました。大学の数学科の授業では高校数学によりも厳密に数学について考える授業や、他分野について応用されている数学について触れる授業がありました。もともと数学そのものが好きだった私は学部の前半は前者の授業を中心にとるつもりでいました。一方で、教員免許を取得するために必要な教職科目を履修する過程で、数学を身近な現象と関連させる視点を意識するようになり、後者の授業も履修するようになりました。

応用数学との出会いがきっかけに

数学以外のことにあまり興味を持っていなかった私は、お試し感覚で応用数学関連の授業を履修しました。その授業で取り扱っていた内容が数学を用いて生物の形態形成や模様形成を考察するという非常に興味深いものでした。様々な身近な現象を数学で考察することの魅力に感じた私は、数学そのものの面白さだけでなく数学が案外身近なことに使われていることを伝えたいと思うようになりました。そのために、学会などに参加してまず自分が数学が他分野に使われている様様な研究について触れる必要があると考え、大学院に進学しました。

大学院に関しての質問なども気軽にどうぞ!

今回は私が大学院進学を選んだ理由について話しました。私自身学部時代は、教員になるか、一般企業に就職するか、大学院に進学するか非常に悩みましたが今は後悔することなく楽しく研究を行っています。今回の内容が同じように悩んでいる方の一つの参考になればいいなとおもっています。大学院進学や大学院生活の様子などの質問(その他もOK)がありましたら、気軽に話しかけてください。金曜日13:30~15:00に図書館入り口近くのコピー機横でお待ちしております。