水曜LUO-大学院への進学③

大学院の勉強

 こんにちは!水曜の担当LUOです。

 今回は、大学院における勉強について私の経験を交えながら紹介します。


大学院生のスケジュール

 大学院での時間は実はとても限られています。私が去年の4月に大学院に入学したとき、先生から、「卒業論文の8つの単位を除いて、残りの24単位は修士1年のうちに揃えるように」というアドバイスを受けました。そのため1年生の時は基本的に毎日授業があるようにスケジューリングします。私の周りの友人も毎日授業があったようです。

授業における課題は発表するか、何かを調査するか、レポートを作成するかなどで、これらをグループで協力して行う場合もあります。1時間半の授業で与えられる課題を終えるのに7、8時間かかるかもしれません。基本的に修士1年の9月までの前半学期は毎日勉強し、10月が始まると就職活動の準備をはじめます。

 ここ最近のスケジュールでいうと、皆さんは修士1年の1月までに正式な履歴書、企業研究、自己分析、面接練習、企業説明会などを準備しなければなりません。これらを準備してから本格的に就職活動に参加することになります。それから、修士論文の準備も始まります。大学院の2年目は研究に集中しなければなりません。

 ここで皆さんにお伝えしたい大切なことは、大学院の時間は合理的に計画しなければならないということです。


大学院生の就活

  前回の記事では学生として大学院へ進学するメリットとデメリットについて紹介しましたが、大学院修了の学生を採用する企業からしてもメリットとデメリットがあります。「大学院にいく必要はあるのか?」「大学院に行くことがプラスになるのか?」実はこれらはまさに私が言いたいことで、人によって大学院進学が学部卒業より良いとはかぎらないです。

 文系大学院生は就活に不利と言われることも多いです。一方で、理系大学院生は文系大学院生より就活をしやすいでしょう。文系大学院生の就活で不利と感じられる点は以下のとおりです。

 ①文系の場合は新卒での就活時に学部卒業者との年齢の差異が目立つ

 理系の大学院卒でも年齢のバランスについては同じことが言えますが、理系の場合はそもそも大学院進学者が多いです。文系の場合は大学院進学者がそれほど多くありません。

 ②理系に比べると、文系は企業の仕事で専門知識を活かせる機会が少ない

 文系大学院生が行った研究は理系大学院生の研究より企業で生かしづらいです。しかし企業からすると大学院卒業生は普通の学部卒業生より2万ほど多くの給料を支払うことになるため、。一方で、理系は企業内で生かしやすい技術を持っている場合が多いため、企業は理系大学院生を歓迎します。理工学部については、大学院を卒業することをお勧めします。学部卒と比較して見つかる仕事と待遇はよくなる傾向にあると思います。