大学院への進学を決めた理由について(理工学研究科1年 Shogo)

 みなさんこんにちは!理工学研究科のShogoです。
火曜3限(13:00~14:30)の学生コンシェルジュを担当しています。

私は今年の3月に学部を卒業し、4月から大学院生になりました。
今回は、どうして大学院へ進学したのかについてについて書いてみよう思います。

★なぜ大学院に進学したのか?
ざっくり書くと
①まだまだ数学を勉強したいと思ったから
②もう少し大学生活を楽しみたかったから
③専修免許状を取得したいと思ったから
④就活(教員採用試験)のことを考えたくなかったから

の4つになるでしょうか。

①について
数学科では、1年生から2年生にかけて数学の様々な概念、理論について学びます。当時はこの定理、式や証明は理解したけど何のためにあるんだろう?、抽象的でかつこんなこと真剣に考えるご利益がイメージできなぁなどと思うことが度々ありました。ところが、3年生のころからこれらの理論を用いてさらに理論を発展させる段階に入り、あの時勉強したことはここに繋がるのか!と感動し、さらに数学が好きになりました。しかし、ようやく大学数学の感覚を掴み始めたころにはもう3年生ー4年生ー...気づけば卒業となっていました。(スマホのゲームで例えると、戦いに必要な武器や装備を揃えていざ出陣!ってタイミングでもうすぐサービス修了ですといわれるようなイメージですかね)
また、学部時代の卒業研究では所属するゼミのみんなで1つの本を講読するスタイルが定番です。さらに、なんと数学科には卒業論文がありません。自分が大学で学んだことを1つのものにしてまとめたいという気持ちがあったので、学部卒業後も大学院に進学して数学をさらに勉強したいと思うようになりました。

②について
学部時代はご時世柄、中々自由に遊べない時期が長く続きました。当時は慣れない遠隔授業を受けて、中には放送事故のようなアクシデントに遭遇するといった今では笑い話になることも多くありましたが、やはりあの頃の思い出は少なく、やり残したことが多くありました。それを大学院の2年間で少しでも取り戻せればなぁと思います。(もちろん研究もちゃんとやります!!!)

③について
学部卒で取得できる教員免許状は基本的に一種免許状と呼ばれるものです。この一種免許状を取得している+大学院で規定数以上の専門科目の単位を修得する、の条件を満たせば、修士課程修了時に専修免許状を修得することができます。専修免許状を持つメリットとしては給与が高くなることや管理職になれるなどが挙げられます。ただし、大学院で勉強する分、先生として職に就くのが学部卒よりも2年遅くなってしまうデメリットもあります。それでも、私は大学院でさらに数学の知識を深めた上で教員になりたいと思い、専修免許状の取得も目指すことにしました。

④について
これについてはそのまんまです。結局大学院に進学しても就活は避けては通れない道ですが...

今回はどちらかというと自己紹介の延長みたいになってしまいましたが、今後はみなさんの参考になれそうなことも書けていければなぁと思っています。