【ステレオタイプをブッ壊す】フィンランドの教育について少し紹介しますよー

今回はフィンランドの景色と、フィンランドの学校について少しご紹介します。


 
タンペレのホテル最上階でビールを飲みながら見た夕焼けです!  
照明が映り込んでいますが、今でも鮮明に思い出せるほど美しかったです!

 
これは飛び込んだ湖です!(昔、イッテQでも取り上げられていたらしいです…) 
立て札の右側にはサウナから出てきた人々が水着を着て入水しています。  
入る水は、見ての通りかつ想像通り、超絶冷たい水です。 


さて、ここからは、フィンランドの学校について少しお話しします! 
私は2017年の3月と9月にフィンランドのタンペレへ行きました。 
そこでは主に2校で学校の構造や授業を見させてもらいました。  
驚いたことや興味深いと思ったことを少しだけご紹介します。

 
まず、ここ、どこだと思います? 
校長室ですよ!(記憶が正しければ)
スタイリッシュですよねー 
この学校の校長先生は、なんと先生たちのために、休み時間にスーパーへ行って、
コーヒーとそのお供を買い足してくれる素敵な方でした!  
職員室はカフェのような雰囲気。
堅苦しい机も堅苦しい会話もなし。残業もなし。(平均して8時出勤15時退勤みたいでした!) 
建設的な授業の話や、私に対して日本の教育について質問してくる等、
まさに学び手の手本のような方々ばかりでした! 
「校長はエライ人」「仕事中は仕事以外をしてはいけない」「仕事場は仕事場らしくキッチリしていなければならない」 
 案外とそんなことはどうでもいいのかもしれませんね! 結局は働き手のウェルビーイングが大切なのでしょう!


 
次に、ここはどこでしょう? 
学校に入ってすぐ横にある講堂+学習スペース+食堂です! 
奥に見えるのは学習中の子どもたちと助言している先生です。  
広いスペースで自由に学習できるのって魅力的ですよね!

 

 
最後に、ここは教室とその横にある学習スペースです!  
教室に黒板はなく、白板とスクリーンで書いたり映したりして授業は進められていました。 
教室の机や椅子は日本でイメージされる伝統的なソレとは異なります。
特に椅子が面白かったです。
ローラーがついていたり、落ち着きのない子のためにバランスボール等が活用されています!  
教室移動は小学校の段階から多くあり、教室はまさにホームといった雰囲気でした! 
学習スペースは、授業中に子どもたちが音読や話し合いを行うときに、
自由に使って良い場所となっています。  
床に寝そべったり、ヨギボーみたいなクッションに座ったり、少し離れた部屋へ行ったり… 
ここでも、学習の場所は広く、自由に捉えられているようでした。 
「勉強は教室でする」「授業中は決まった場所にいなくてはならない」「姿勢良く座ること」 
学習者のウェルビーイングも当然、優先されて然るべきですよね!
楽しく自由に学ぶことは、決して学びに不利益をもたらすわけではないでしょう!!! 


紹介や気づきはまだまだたくさんあります😁 
皆さんはどんな感想や考えを持ちましたか? 是非教えてください!!! 
興味を持ったようでしたら、『学修相談スタッフに相談してみよう』用紙に気になった点を書いたり、直接会いにきてくだされば幸いです! 
今回はここまでで… 
以上、月曜13:00-14:30担当のたばでした!
図書館注:11/27(金)時点、次の中央図書館の開館日は12/3(木)なので、学修相談スタッフ・たばさんの次の担当日は12/7(月)予定です。