自己紹介(Sato)

はじめまして。月曜15:30-17:00に学習相談を担当することになりましたSatoです。

初めてなので、簡単に自己紹介させていただきます。
所属:人文学部の大学院
専攻:西洋史、特に中世ドイツの法律や政治体制について 
出身:青森県 

今回は、専門分野の「歴史」について少々書いていきたいと思います。
私は大学在学中に歴史を専攻しているため、周りから「歴史ってなんだ?」「歴史ってなんで勉強するの?」と聞かれることがありました。 自分の中にも明確な答えはなかったので、いろいろな本を読み、答えを考えています。 歴史研究者でも、いろいろな「歴史」についていろいろな考えをもっており、多くの著作物で紹介されています。


初回は、「歴史」に対する考え方が書かれた本を少し紹介して、初めての挨拶にしたいと思います。
1.小田中直樹『歴史学ってなんだ?』PHP研究所、2004年。
・小田中さんは経済史の研究者であり、「歴史ってなんで学ぶの?」といった多くの人が持つ疑問に対して著者の考えが述べられてます。

2.中谷功治『歴史を冒険するためにー歴史と歴史学をめぐる講義ー』関西学院大学出版会、2008年。
・著者である中谷さんはビザンツ帝国を専門にされてます。
・個人的にとても読みやすくお勧めです!

3.井上浩一『私にもできる西洋史研究-仮想大学に学ぶー』知泉書院、2012年。
・著者の井上さんはビザンツ(東ローマ)帝国の研究者です。
・歴史学、特に西洋史の研究方法や手段、具体的に何をするかを知ることができます。

4.羽田正『新しい世界史へー地球市民のための構想-』岩波書店、2011年。
・著者の羽田さんはイスラーム史の研究者で、最近出版された角川まんがシリーズ「世界の歴史」の監修をされました。
・従来の一国史や地域史ではなく、グローバルな歴史の考え方についての本です。

5.E.H.カー著、清水幾太郎訳『歴史とは何か』岩波書店、1926年。
・E.H.カーはイギリスの外交官を経て、その後大学で国際関係論を教えていた人物です。
・少し古く、内容は少し難しいですが、、歴史学の名著の一つとして紹介される本です。

これらの本はどれも図書館にあるので気になる方は読んでみてください。

歴史に興味のある方は、月曜15:30-17:00の時間にブースまでお越し下さい。
お待ちしています。