日本と中国での習慣の違い
こんにちは、CHOUです。
今回は日本と中国の日常生活における違いについて紹介します。
1.年齢は「数え年」で数える
中国では、生まれたときを1歳とする数え年で年齢を数えます。なので、中国で年齢を聞かれたら、基本的に年齢+1歳で答えると良いと覚えておきましょう。
ちなみに、数え年と満年齢では年齢を数える基準となる日も違います。満年齢の場合は誕生日が基準ですが、数え年の場合は元旦が基準です。そのため、日本でまだ誕生日がきていないけど今年満20歳になるという人は、中国では1月の時点で21歳と数えます。
日本では争いを避けるために意思をストレートに伝えないことが美徳とみなされることもありますが、中国では意思をはっきり伝えるほうが好まれます。
そのため、中国企業との取引の際には、日本の企業の取引先とできていた「阿吽の呼吸」のような、意思をぼやかして伝えても通じるということは期待できません。
ただ、はっきりと意思表示をしても無礼な態度と思われることもないので、この習慣に慣れてしまえば、取引はスムーズに進みやすくなる場合が多いともいえます。
3.割り勘は割り勘はしない
日本では友達同士、同僚同士などフラットな関係の場合は、食事をしたときに割り勘の支払いになることも多いですが、中国では割り勘をするという習慣がありません。
友達や同僚といった関係性であっても、基本的には食事に誘った人が支払うことが一般的です。ただし、割り勘はしないかわりに、奢られた側は次に食事に行くときにごちそうするという文化が中国では根付いています。
4.「お客様は神様」という文化がない
日本には「お客様は神様」という文化が定着しているため、接客を伴うお店ではどこでも丁寧で礼儀正しいサービスを受けることができます。
逆に、中国ではサービスを受けた客の方が感謝をするべきという考えがあるので、「お客様は神様」というスタンスでいると、横柄な客だと思われてしまいます。
5.転職に対して積極的
日本でも転職は一般的になってきてはいますが、やはり転職回数が多いと人事担当者から「すぐにやめてしまう人材」だとマイナスに捉えられることも少なくありません。
しかし中国では転職は良い条件の仕事に就くためのチャンスという考えのため、転職に対して積極的で、人事担当者も転職回数が多いことを気にしない傾向にあります。また、日本では退職するときは1ヶ月前に上司に伝えておくのが一般的ですが、中国人は待遇に不満があると当日に退職届をもって辞めるというのもよくあることです。